カテゴリー別アーカイブ: 毎日の診察から

炎症性斜頸

病児保育利用希望で、「炎症性斜頸」の4才女児が来院、今まで複数の医療機関で、「寝ちがえ」と言われたそうだ。正直あまり丁寧かつ正確な診断とは言えないだろうな。(写真は、ブログ「ウーロンチャンネル」から)

熱もあまりなく、リンパ節など頸部の腫脹もほとんどなかったので、整形外科受診は見合わせて、6月9日現在、ほとんど斜頸は軽快したようだ。よかった…


久しぶりの小児心エコー

13336049_1140014236050167_1543516313563649844_n昨日は、久しぶりの小児の心エコーが2例続いて…1例目は、心雑音精査、ドップラーで弁の狭窄、逆流ないので、機能性新雑音と判断、続けて心室性2段脈、基礎疾患なく脈拍増加にて不整脈が抑えられるので、特に運動制限なしで経過観察できるか?それにしてもホルター(24時間心電図)の装着した器具のデカイこと…小児の心エコーは邪魔するものがないので、見やすいと改めて感じた。

 


ハメハメハ大王のこども 笑

IMG_1146今日は梅雨特有の雨、いつも奥さんと一緒に診察に来られる Tさんも外出を渋っておられるようだ。代わりに奥さんが薬だけ希望、「咳してるので吸入してほしい」旨、言われるが、奥さんが代わりに吸入されるわけにはいかないし、そればっかりは本人が受診しないことには…
とここまで話をしていたら、なんとなく「みなみのしまのハメハメハ大王」の歌を思い出した 笑

南の島の大王は
子どもの名前もハメハメハ
学校ぎらいの子どもらで
風がふいたら遅刻(ちこく)して
雨がふったらお休みで
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ


5月30日の診察

*93才4ヶ月のU さん、今日は心エコーの検査の日、記憶によれば、当方心エコー施行での最高年齢だと思う。先日の4ヶ月児(最若年齢ではない。以前、病院勤務だった時、生後数時間で心エコーをしたことがあるので…)との年齢差、93年に上る。Uさん、心不全が疑われたが、心筋の動きもよく、軽い弁狭窄はあるものの、全体としては良好な心機能だった。第一、乳児と同じく、心臓が鮮明に見えたこと…Uさん、ピュアな心根をお持ちのようだ。

心エコーの写真と所見用紙

心エコーの写真と所見用紙


5月28日の診療

*今日は、D保育所の健診、元気なお友達が歓迎してくれ、ハイタッチ!で見送ってくれた。「脂漏性湿疹」の子どもの診察、親から質問があったが、病名が思い出せず、ムニャムニャと書いた。とうとう来たかな(笑)

年長さんは元気だね

年長さんは元気だね


*今日のメディア逍遥
Gallot Moutonの古風なリュート曲、変奏曲など心が落ち着く感じ…


5月27日の診療

*朝、一番手のGさん、「みんな、周りの人が採血の検査しているやろ、なんでわしだけせえへんのや、なんかおいてけぼりくらったようでさびしゅうてな」わかった、わかった、Gさん、ちゃんと今日は採血予定と電子カルテに書いたるよ!次に二番手のHさん、大腸癌検診の問診票に、「身内の人に大腸癌の方はおられますか」との答えに、「わし、生まれ故郷を出て大阪に来た時に、勘当の身で戸籍抜かれてしもたんや、そやから答えられへんのや」あのー、Hさん、そこに書いてあるのはそんな大げさなものではなく、分からなかったらそれでいいのよ!というわけで今日も「けったいな人々」の診察は続く…(笑)

少し早く帰宅したので、亡母宅で、草むしり、すこしは見栄えが良くなったかな?

5月26日の診療

*5月もあと僅かになったが、大学生、新社会人にだけあると考えられる「五月病」、四月に新入園した保育園児にも結構あるものだ。熱が下がらないで検査したT君、胸部レントゲンでは肺炎だった。親も少しめげて、心の五月病、こういうもんですよ、子どもがだんだん丈夫になってゆくのは…

右上葉に気管支肺炎像あり

右上葉に気管支肺炎像あり


5月22日の診療

*病児保育「まつぼっくり」へアデノウイルス性咽頭炎(迅速検査でウィルス陽性)入室中のKちゃん、熱は下がって、全身に痒みを伴わない粟粒疹がでてきた。(写真は下肢)経過から考えると、突発性発疹症と言える。このような例を診ていると、突発疹は、起炎ウィルスが特定のウィルスだけじゃなく、アデノを含めて、何か「症候群」といった病状だとつくづく思う。発疹が出ている間は、保育所登園停止とした。

アデノウイルスによる発疹症

アデノウイルスによる発疹症


*FBへの投稿やコメント
FB友の投稿へのコメント

杜甫の詩に「絶句漫興」という七言絶句があります。

腸は断つ江の春尽きんと欲するの頭《はじめ》
藜《あかざ》を杖つきて徐《おもむろ》に步み芳洲に立つ
癫狂の柳絮は風に随って舞い
軽薄の桃花は水を逐って流る

成都に滞在した時の作だそうです。この場合の「柳絮」は、行く春を悲しむと共に、漂泊の我が身にひきつけて、詠ったものといえるでしょう。宋詩とは違った唐詩の趣でしょうね。


5月20日の診療

*保育所で、アデノウイルスが流行っており検査希望の母親と子どもが来診。「この頃、アデノウイルスが検査でよく出るんや」と鼻腔塗抹を採取しようとすると、「お腹こわしている原因は鼻で分かるんですか?」と母親の弁、ちゃんと問診しとけばよかった、流行っているのはアデノウイルス性腸炎とのこと、急遽、便塗抹に切り替えて検査、結果はアデノウイルス陽性だった。

ロタとアデノウイルス迅速検査

ロタとアデノウイルス迅速検査


5月19日の診療

*生後4ヶ月のTちゃん、すでにVSD(心室中隔欠損症)の診断はついており、左心室→右心室へのシャント量も多くないので手術適応ではないと結論づけられているが、ママがちょっぴり心配そうなので、心エコー検査をした。予防接種の前で、体動もあり、やや poor study だったが、L→Rシャントはカラードップラーで、痕跡程度と思われたので、半年後にエコーフォローとした。写真は不鮮明だが、赤丸部分がVSD血流と思われる。

心エコーでのカラードップラー

心エコーでのカラードップラー


*今日のメディア逍遥

先日、「ケ・セラ・セラ」を人生の歌と言っていた K さん、5月17日の投稿で紹介したテレサ・テンの歌を、今日の点滴前に聴いてもらった。テレサのテも言わないのに、若い写真を見て、「テレサ・テンやないの」とちゃんと指摘された。K さん、その頃の相当ミーハーやったんやね。今日は、ドリス・デイの「Whatever Will Be, Will Be」、自身の主演映画「知りすぎていた男(The Man Who Knew Too Much)」(1956年)で歌った曲だそうだ。英語の歌詞は、que sera sera – blogから。明日また点滴の前に、K さんに聴かそう(効かそう 笑)かな?