ここに一枚のツーショットの写真があります。Red Paper というブログで見つけたものです。もともとは、「コムスン通信」(2003年10号)という広報誌に掲載されたようですが、現在はなぜか(と書くのも今更という気もしますが…)表紙のみで写真そのものを含む内容は消されたようです。

声高に主張を叫ぶのは、なるべくせずに「柔らかい」タッチでの投稿を続けたいと思っていましたが、最近の医療・介護・福祉の領域の、ある種のエゲツなさは目に余るものがあり、怒りを通り過ごして暗然たる気持ちになり、ブログの口調も「荒れて」しまいます。このごろ、診療所にも介護分野での「経営講座」の案内なる FAX がよく舞い込みます。そこには「ほかと差をつけるデイケアのマネージメント」とか「効率の良い介護経営」とか気を引くような文言が並んでいます。そもそも、人間相手の介護分野では、「人が人を世話する」といった日々の活動、——すこぶる「退屈な」と言ってもよいでしょう——の繰り返しです。「効率」や「利益」一般を否定はしませんが、そうした枠組みとは縁遠い世界です。
今日の赤旗には、この広報誌をもとに、参議院の厚生労働委員会で日本共産党の小池晃議員が、安倍首相に問い正したとの記事が、載っていました。安倍さん曰く、「単なる意見交換の場で、志を高く持てと、折口君にさとしてやった!」だそうです。いつの間にか、「志」という言葉も、彼らにとっては「介護を食い物にする」「日本を食い物にする」野望にすり替わったようです。