月別アーカイブ: 2008年4月

阪神タイガース―インシュリン―岩田稔投手

Wikipedia:インシュリン立体モデルとある待合室で、スポーツ紙を読むともなく手に取ると、タイトルのような文字が目に飛び込んできた。先日、糖尿病の患者さんの治療について頭を悩ませていたところだったので、組み合わせの奇妙さで記事の全文を読んでしまった。阪神ファンの多い土地柄で、当方も開幕からのチームが好調なのは承知しており、金本選手くらいは名前を聞いているが、4月26日の対巨人戦に完投勝利を挙げた岩田稔投手までは全く知らず、ましてや彼が 1型糖尿病で、1日4回インシュリン注射をしているなど、スポーツ紙の記事が初見であった。

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オンディーヌについての三つの誤解

オンディーヌ (光文社古典新訳文庫 Aシ 3-1) (文庫)

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身内の結婚式へゆく往復の車中で、学生時代に観たことのある、ジロドゥの戯曲「オンディーヌ」を読みました。芝居の内容は、すっかり忘れてしまいましたが、この芝居に因む「オンディーヌの呪い」については、記憶の片隅にあり(たしか生理学の教科書にもあったように思います)、後に睡眠時無呼吸症候群(SAS)という病気を診た時には、口にも出した事もあります。しかし、今回改めて、三つの誤解があった事が分かりました。最初に、原作者をジロドゥではなく、てっきりアヌイと思っていました。次には、この戯曲や元になったフーケの小説でも、呪いが発動されるのは、夫が他の女性を愛してしまった時であり、睡眠とは一応無関係のようです。第三の誤解は、「オンディーヌの呪い」は、SAS ではなく、先天性中枢性肺胞低換気症候群という稀な疾病の別名のようです。

ジロドゥの戯曲は、結構読み応えのあるものでした。水の妖精オンディーヌや、人間界の代表ハンスやベルタなど象徴的な意味はいろいろあるでしょうが、芝居の世界には、登場しただけで観客を魅了してしまうような魔力を感じる事がありますが、そんな芝居の一つだと思いました。オンディーヌの配役は誰にしましょうかね?うーーん、若い頃の加賀まりこなんかどうでしょうか。


亡くなっても、「後期高齢者医療保険料」が天引きされます?!

年金から天引きされる後期高齢者医療保険料 今年4月から、制度が始まってから2週間で、はやくも混乱を極めている「後期高齢者医療保険」。3月14日に亡くなり、この世で後期高齢者医療保険には縁がなくなった身内にも年金からの天引き通知が来ました。(左図)もう、腹が立つやら、情けなくなるやら…

赤旗の報道では、今年 2月と3月に亡くなった方には、システム上で、このような通知が送られて来るとの社会保険庁の弁解があったそうですが、長い時間社会保険事務所で待たされて、3月19日には死亡届を出したのに、その事が一ヶ月近くにもなって反映されないシステムとはいったいどんなシステムなのでしょうか?厚生労働省は、介護保険料の天引き以来、この方式にすっかり味を占めているのでしょう。せめて亡くなった方に対しては、まず哀悼の意を表し、年金給付額を精算するのが筋でしょう。コンピュータのシステムがあるとすれば、2月、3月に亡くなってはいないかをフローチャートに入れるくらい簡単なことでしょう。死者にも群がる「ハゲタカ」のシステムには、一人一人の国民の生き死には、考慮されていないのだと思います。

思い余って、社会保険庁の年金ダイアルに電話し続けましたが、この数日間繋がりませんでした。最寄の市役所に問い合わせました所、「後で還付請求してくれ」との事です。応対の口調は親切で、市の担当者のご苦労も察ししますが、こちらから還付してください、と言うのも順序が逆のような気がして…