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三十数年かかって実現できること

 数ヶ月前に、自らの受診と検査のために、M総合病院を訪れた。予約時間まで、間があったので、新築なった小児科病棟を案内してもらった。明るく広いプレイルーム、ゆとりのある病室など印象に残った。三十数年前、M総合病院在任中には夢であり、昨今の病院小児科の閉鎖など暗い話題の多い中での小児科独立病棟の嬉しい誕生である。
 また、この十月から、勤務先で、市の公的な補助を受け、病児保育を開始することになった。区内ではじめて「病中児」の保育であり、医療機関併設型の病児保育なので、各方面からの期待も高いと聞いている。今はその準備のため、スタッフ会議など忙しい日々を過ごしている。先日も、KクリニックやJ病院の病児保育室に見学の件でお世話になった。三十数年まえに、全国保育合研で、経験もないのに生意気にも、病児保育分科会の世話人を引き受けたことがあったが、それ以来の責任をやっと果たし、「老後」の楽しみが一つ増えた気がしている。
 この間、その目的のために自らが努力を重ねてきたとは言い難いが、独立病棟といい、病児保育といい、決して短くはない三十数年の歳月は、先輩、同輩、後輩諸兄の熱意と努力の実現に十分な時間であったのだろう。
 病児保育室「まつぼっくり」のブログを作ったので、ご利用いたきたい。