月別アーカイブ: 2013年2月

2月28日のオフ

*今日のメディア逍遥
宮沢賢治「グスコーブドリの伝記
「生徒諸君に寄せる」詩碑

秋田魁新報のコラム欄北斗星(2011年12月18日付け)(今は、Web 上に存在しない)に、宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」でのブドリの活躍と福島原発事故を絡めて、

▼政府は福島原発事故の収束を宣言したが、避難者の帰還のめども立たないのに何が収束かという不信の声が渦巻いている。人類史に残る過酷事故である。その対応には、ブドリのような献身さがほしい。

と書く。でも、それはちょっと違うんじゃあないかな。ブドリのそれは決して単なる「滅私奉公的な献身」じゃないはずだ。
若い頃見た東京演劇アンサンブルの「グスコーブドリの伝記」は忘れられない芝居の一つである。ラストシーンで、

ブドリは英雄になった。しかし、なぜ英雄が必要だったのか、それは私たちの問題である。ああ諸君よ諸君…

と自らを犠牲にしてイーハトーヴの農民を救うために火口に飛び込んでいったブドリを悼み、クーボー大博士は、こう問いかける。そして、たしか、劇冒頭にも出てきた気宇壮大な彼の詩で私も大好きな「生徒諸君に寄せる」の一節を引用するのだった。

賢治は「グスコーブドリの伝記」の結末では、ブドリが「一人島に残」った事しか書いていない。現代に通じる芝居としてどう成り立たせるか、脚本兼演出家の広渡常敏氏の手腕がさえた結末だと記憶している。

「英雄の必要な時代は不幸である。」とは確かエンゲルスの言葉である。


2月27日の診察室

*もうすぐ春、新しくちっちゃなお友達も保育園に元気な顔をそろえる季節である。昨日から、「新入園児健診」シリーズのはじまり。桃の節供を目前にして、K保育園にはひな壇と人形が飾ってあった。写真は、壇を背景にして挨拶するT園長。

園長にはひな壇がよく似合う(笑)

園長にはひな壇がよく似合う(笑)


*今日のメディア逍遥

大学時代の同級生、Kさんに贈る “Миллион алых роз”(百万本のバラ)。今度の参議院選挙へ出馬することにちなんでは、「百万石のバラ」「百万票のバラ」(笑)とでも受け止められんことを!以前はアラ・プガチェバさんの中年以降のお色気ある映像があったように記憶しているが、今回は、ご年齢はだいぶ下がる(笑)
7月に、良い結果が出たら、どっかでロシア料理で乾杯しよう!За встрéчу !(出会いを祝して!) 


2月26日の診察室

*インフルエンザの治癒証明書、保育園は必要でけっこうめんどくさい。時々、園から親がもらってこなくて、もう一度出直しということになりかねない。そんな時は、子どものおでこにスタンプを押すことにしている(嘘)。もっとも、最近は、電子カルテになり、「胸部レントゲン指示」などのスタンプ類が机から一掃され、押したくても、ものがない…
*今日のメディア逍遥

二・二六事件の東京

二・二六事件の東京


河合栄治郎「二・二六事件に就て」
今日は、77年前に日本に政治的「激震」が走ったその日である。ここでは、河合と「全部的に思想を同じくするものではない」ことを最小限度で留保しつつ、長い引用をする。昨年は、「彼の発言は、あまりにも今日的なそれであると思うからです。」と書いた。なお、付け加えるならば、昨年より今年、彼の遺した文がより切実に感じるのは、私だけだろうか?再び言う!「現代の河合、出でよ!」

青空ミセラス君PDF

〈〉内は発表当時は伏字!である。
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2月25日の診察室

*成人でインフルエンザA型1名、小学生でB型1名。まだ「余燼」はくすぶる。昨年、大きな手術を経て無事「生還」したTさん、立派なあご髭のツヤは今日も良い。「ヒゲで体調がわかるな、Tさん」

Tさんのあごひげ

Tさんのあごひげ


*今日のメディア逍遥

モーツアルトのピアノソナタ第8番KV310競演、アラウの実況中継版、フランス語でのイントロ付き(ちょっとわからない 笑)とリパッティのピアノ・スタジオ録音版。テンポの取り方が微妙に違うが、二つとも良い感じ。


2月24日のオフ

*今年から、「対象者」が二人になったので、ひな壇の枠組みを組み立てる。

組み立て中のひな壇

組み立て中のひな壇


*今日のメディア逍遥

エレーヌ・グリモー(Wikipedia)のバッハ作・ブゾーニ編曲のシャコンヌ・BWV1004、バイオリンと違った近代的な趣きがある。演奏者は、ピアニストとともに動物生態学者というユニークな経歴、演奏は、女性的な情感の上に、極めて理知的。リパッティのBWV1004 の演奏は、なかったのかな?


2月23日の診察室

*デイサービスでは、何やら美味しそうなおやつの支度。Yさんが、小麦を混ぜておられるのは、「お好み焼き」かな、それとも傍らにねぎが刻んであることから「チジミ」かな?

デイサービス小憩

デイサービス小憩


*今日のメディア逍遥

イギリスのリュート二重奏、午後の語らいにふさわしい長閑な曲集。


2月22日の診察室

*今になっても、インフルエンザがくすぶる中、病児保育「まつぼっくり」は、ほぼ満員。写真は先日の空いていた時の食事後の風景。今回は、背景などを、少しぼかしてみた。

ある日のまつぼっくり

ある日のまつぼっくり


*今日のメディア逍遥

カルロ・ファリーナ(Wikipedia)のバイオリンソナタ集。なかなかバイオリンの名手だったらしい。


2月21日の診察室

*デイサービスの昼食のこと、「Hさん、また味噌汁にご飯いれたやろ」「わしっや、この方が好きやねん!」そうそう、誰しも好みはあるもんね、Hさん。でも当方は「猫まんま」はどうも…写真はその風景、昨日に引き続き、やや立体派風(笑)。そのあと、山田洋次監督の「東京家族」を観た。横浜の夜景に浮かぶ観覧車、オーソン・ウェルズの「第三の男」だとつぶやいたが、映画の中で橋爪功がネタバラし(笑)

デイサービスの食事風景

デイサービスの食事風景


*今日のメディア逍遥

庄司紗矢香さんのバッハ・(バイオリン)パルティータ第2番BWV1004、女性だけにどこか艶があるなあ。


2月20日の診察室

*電車が事故のため停車中、ドアが空いているため、さぶい、さぶい(トホホ…)30分以上同じ状態なので、少し遊んでみた。先日のデイサービス、皆で「百人一首」でカルタ、さすが優雅と思ったが、実は「坊主めくり」(笑)。でも、うん十年前の「姫」は、懸命に札をめくっておられた。「あ、坊主ひいてもうた!」写真は、その場面をキュービズム風(笑)に加工。

ある日のデイサービス

ある日のデイサービス


*今日のメディア逍遥

Antonio Casimir Cartellieri(en.Wikipedia) 5時間余にのぼるコンチェルト集、まさか、全部聴き終わるまで電車は発車できないとは思わないが…最初の方、ゆったりとしたクラリネットの音色が待っている身に心地よいところで、無事電車発車!。
*今日は、小林多喜二(虐殺)忌、読売新聞にも(でさえも、と言ったほうが正確か?)「編集手帳」にそのことが載っていた。
読売新聞「編集手帳」

読売新聞「編集手帳」


2月19日の診察室

*自宅を出る時は、雪模様だったが、診療所に着く頃には、みぞれに変わっていた。でももうすぐ春先で花粉症の季節。アレルギー検査にこられる方も何人かおられる。受験の真っ最中のAさん、少しアレルギーはあるが、「勉強」に対しては、その傾向はないよ!大変だろうが悔いのない時期を過ごしてね!

アレルギー検査の結果への「落書き」

アレルギー検査の結果への「落書き」


*今日のメディア逍遥

先日、紹介した「コントラバスとピアノ」版の編曲の原曲、モーツァルトのバイオリン・コンツェルト第5番、ほんとに初々しいバイオリン・ソリスト。