子どものはしか、発生!

先日、現在のはしか(麻疹)の流行について書きました。それに基づき、20歳代の方くらいまでは、接種を勧めていますので、本日は複数の希望者が来診されました。中には、60才を越え、はしかが心配だと来られた方もおられましたが、自然罹患の可能性が大である年配の方は、接種不要ですので、念のため…

実のところ、東京方面の流行の母体が、大学生などに「限定」してさえいれば、年少児に波及する事は少ないと、たかをくくっていましたが、本日の外来で、乳児の「はしか」に出会い、ちいさい子どもたちにも感染が広がりはしないかと、懸念しています。はしかの発疹そのはしかの患児は生後 10ヵ月の女児、5月15日夜から発熱、その朝、最近熱が出たり引っ込んだりとの事で診たのですが、特有のコプリック斑はなかったように思います。(ところでネット上では、コプリック斑の典型的な写真が少ないですね。とりあえずは、Wikipedia Koplik’s Spotからたどる写真を紹介しておきます。)17日夕には、母親がブツブツに気づき、本日受診時には典型的なはしか(麻疹)の発疹がみられました。(右の写真は患児の背部、母親のご許可を得て撮影し、かつ掲載します。)

 

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姉(MR ワクチン済)が保育園に通っていますが、その保育園は、流行の情報はないし、関東方面の人との接触歴もなく、感染経路不明です。西成民主診療所が、2006年9月に、感染症サーベイランス小児科定点報告を引受けてから初めての報告例です。13日までの感染症情報では、大阪府では、はしかは散発、それも比較的大きい年齢層の発生です。これからは 1才以下のまだはしか(麻疹)の予防接種が決められていない年齢(月齢)での発生にも警戒しなければなりませんし、場合によれば、生後 9ヵ月以降の乳児には、任意接種という形で、はしか(麻疹)ワクチンを勧めるべきかと思案しています。今後の情報に合わせて、いろんな手段でアナウンスいたします。


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