晩風 梔子香る…


 江馬細香詩集『湘夢遺稿』 (下)  ゲット価:1300円

先日、梔子くちなしを題材にした詩歌が少ないと書きましたが、江馬細香の漢詩からその少数の例を挙げておきます。

 閑居雜題 閑居雑題かんきょざつだい

浴罷籬頭立 浴しおわりて  籬頭りとうに立つ
晩風梔子香 晩風 梔子しし 香る
夏花宜雪白 夏花 雪白 宜し
中有自然涼 うちに 自然のりょう有り

英語版 Wikipedia から、六弁のクチナシ短い五言絶句の中に、細香らしい平易でいて、しかも爽やかな表現ですね。後藤松陰の評に、「水梔か、大梔か、消夏の妙境なり」とありますが、水梔はコクチナシ、大梔は、八重咲きのクチナシと思われます。したがって、先日の写真は、大梔なのでしょうかね。(今日の写真は、英語版 Wikipedia から、六弁のクチナシです。

 


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