*最近「回想法」(Wikipedia)という、診療的アプローチが流行っているようだ。別にそれを意識したわけではないが、膝の痛みを訴えていたTさん、あまり主訴には触れず、もっぱら、京都に住んでいた若いころの話に終始した。想い出深いのが、南禅寺横の疎水のそばにあった、トンネルでした、ファースト・キスとか(笑)。あっという間に時間が経ってしまったね、Tさん、人生の時間も、診察の時間も…(笑)写真は、通勤の道すがら、垣根に咲いていた、「蔓日々草」(Wikipedia)、凛としたところは、Tさんに似てるよ!
*今日のメディア逍遥
外来終了後、健診での判定作業に格闘。最近は、手動というわけにはいかず、電子カルテの「サーバー」を立ちあげないと、フィルムや心電図も表示されない。原因が分からずに、時間が刻々経ってゆく。ようやくレントゲンの読影のみ済んだのが、こんな時間。気持ちを落ち着かせるために、もっぱら、BGM にジャクリーヌ・デュ・プレのチェロばかり聴いていた。そのなかで、クープランの曲には、特に癒された。