読んだ本ーサマセット・モーム「夫が多すぎて」

(「赤旗」文化欄・2014年10月31日付より)10686899_821032024615058_6670386448804735531_n

「そうなのよ、先の大戦で戦死した夫が生きてるなんで…私、情に深い性質(たち)なもので、夫の親友と結婚したばかりなのに…あした、ロンドンに帰ってくるわ、心配はしてないけども、なにしろ二人は大の親友だもんで、きっとうまくやってゆくわよ、でもね、やっぱり…お互い傷つかない方法ってないかしら…

私の悩みをハムレットの『生きるか死ぬか』になぞらえるのはちょっとおおげさかしら。せめて、『ベニスの商人』のポーシャみたいな智慧があったらな…『日本においては喜劇は悲劇であり、悲劇は喜劇である』だって、また、何か知ったかぶりのウンチクじゃない、それは!そんなことより、お芝居、楽しんでちょうだいね!」


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