師曰く(8)

マックス・ホルクマイヤー先生(Wikipedia)曰く
「なぜならヒロイズムと高貴な<世界観>がやかましく叫ばれる全体主義国家を支配しているのは、信条や世界観ではなく、かえって運命や上からの命令に対する個人の不活発な無関心や無感動にしかすぎないからである。今日のわれわれの任務は、理論への能力と理論からひきだされる行動への能力が、将来決して再度消え去ることはないのだという保証を行なう仕事である。きたるべき平和の時期に、日常生活のワダチが、問題全体を忘れさせかねないようになっても、消え去らないのだという保証を行なう仕事である。われわれの任務は、人類が現在の恐るべきデキゴトによって、完全に落胆させられないように、また人間にふさわしい、平和で、幸福な社会の方向への人間の信仰が、この世から消え去らないようにたえず闘いを続ける仕事である。」

(哲学の社会的機能 1940年 より)


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