からうた収集(1)

江戸漢詩文研究・冬の暖日の詩、市河寛齋の詩は、揚万里の「凍蠅」の影響だろう(「漢詩をよむ」(NHKカルチャーラジオ・中国のくらしのうた[2013年12月14日放送分]でたまたま聴いた)

凍蠅 揚万里
隔窓偶見負喧蝿
双脚挼挲弄暁晴
日影欲移先会得
忽然飛落別窓声

凍える蠅
窓を隔てて 偶またま喧を負う蝿を見る
双脚 挼挲して 暁晴を弄す
日影 移らんと欲して 先づ会得し
忽然 飛びて別の窓に落ちて声あり

窓越しに偶然日が差しているハエを見た
両足をこすって朝の光を取り入れている
しばらくして日差しが移動するのをすばやく察知し
急に飛んで別の窓に落下して音を立てた

漢詩からうたは委細尽せり冬の蝿おのれ重ねる万里と寛斎


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