今まで、PCにインストールしただけで満足しましたが、実用性を考え、プリンタとスキャナを使えるようにしてみました。プリンタだけだと、CUPS(Common Unix Printing System)のデータベースに入っており、「システムツール」→「プリンタ」で追加すれば、Epson など一般的なプリンタはドライバが簡単にインストールできます。また、ここなどに、Canon などのプリンタ(スキャナ)ドライバのURLが記載されています。そのうち、ubuntu 系なら。deb ファイルをダウンロードし、
$ sudo dpkg -i xx.deb
でインストールされます。ライブラリの依存関係でエラーが出るなら、
$ sudo apt-get -f install
で、依存関係を解決します。これでたいていのアプリでLPT接続であれ、USBであれ、ネットワークプリンタであれ、印刷ができるはずです。
次に、スキャナにチャレンジします。Epsonなど、Linux のスキャナアプリがあるようですが、USB接続でないと使用できないようなので、XSane(sane というスキャナアプリのフロントエンド)を利用します。同じく、スキャナのドライバをインストールし、
$ sudo apt-get xsane
でOKです。日本語化されているので、XSane から「スキャン」でスキャン完了です。(スクリーンショット)後は、保存した画像を Gimp など画像処理アプリで完成です。同時に、「グラフィックス」に「シンプルスキャン」もインストールされ、こちらのほうが余分な設定も不要でシンプルです。(スクリーンショット)
- XSane の画面
- シンプルスキャナの画面