タグ別アーカイブ: 溶連菌感染症

3月7日の診療

*熱はあまり高くなく、咽頭痛が主体のAちゃん、そのノドが異常に赤い、見当をつけて検査するとやはり溶連菌感染だった。

亡くなった夫の制作の能面をTさんが持って来られた。すごく匠の面である。いいものを見せてもらった。


*外つ国言の葉の庭

Don Quijote para niños(8)

Don quijote y las ovejas

Don quijote y las ovejas

(…)LAS PRIMERAS AVENTURAS
LA DE LOS MOLINOS
Y LA DE LAS OVEJAS

Los dueños de aquel rebaño
muy pronto lo apedrearon
y le rompieron los huesos
tirándole mil guijarros.

羊の群れの持ち主は、すぐに彼に石を投げ、多数の小石を骨を砕くようにぶつけてきた。

apedrearon:apedrear「投石する」の三複点過去、rompieron:romper「壊す」の三複点過去、tirando
+ le:tirar「投げる」の現在分詞

Y de nuevo estaba allí
el buen Sancho con su bálsamo
para aliviar sus dolores
y sanar pronto a su amo.

そして、また、香油を持った善良なサンチョが、主人の痛みを和らげる、治療するためにそこにおったのだった。

estaba:estar「居る」の三単線過去、aliviar「軽くする」の不定詞、sanar「治す」の不定詞。

*今日のメディア逍遥
〽余寒あり頬撫でる風に耳だけは駅アナウンス音はもう春


6月3日の診察室

*昨日来の腰痛を抱えながら診察、咽頭の視診や胸部の聴診から腹部の診察に移るために立ち上がるのが辛かった。ベットに横になっている患者さんのところまでは、這うように行き、腰が曲げることが出来ないので、触診は体をのけぞるようにして、手を伸ばして…それでも「根性」で咽頭所見が気になる子どもでの「溶連菌感染症」の診断までなんとかこぎ着けた(笑)午後からは、ちょっと早めに帰宅、チータさんを連れて、近くの公園へ、少し大きくなったので「抱っこ」しなくてすむので、腰痛の身にとっても楽になったものだ。学童期のお兄ちゃん、お姉ちゃんの滑り台からの跳躍や「鬼ごっこ」を、羨望の眼で食い入るように見ていた。

僕も大きくなったら、あんなことしよう!

僕も大きくなったら、あんなことしよう!


*今日のメディア逍遥

「悲しき天使」(ロシアでは、「長い道」)第三弾(笑)の様々なロシア語バージョン。朗読風あり、アリア風あり、舞曲風あり、ロシア語の語感には、どこかペーソスを感じる。

5月17日の診察室

*3日前に、「上気道炎」で、病児保育「まつぼっくり」に入室になった、Mちゃん、弟のK君が、耳鼻科で、溶連菌感染症だったとのこと、今日改めて診ると、熱は下がっていたが、苺様の舌と、上肢に細かい発疹があった。2日前からノドが痛いと訴えていたそうだ。急いでノドの検査をしてみると、溶連菌迅速検査陽性。そうか、初診時から「溶連菌感染症」だったのか?その時、適切な診断をつけていれば、「名医」になれるチャンスだったのに(笑)。

溶連菌陽性!

溶連菌陽性!

*今日のメディア逍遥

録画で「ロッキー4」を観た影響ではないが(笑)昔から好きだったビリー・ジョエルの名曲「オネスティ」は、旧ソビエトの反体制シンガーソングライターで俳優のヴラジーミル・ヴィソツキー(Wikipedia)に捧げた曲だと最近知った。ハムレットや桜の園のロパーヒン観たかったな。ここでは、彼の歌、”Моя цыганская” (My gipsy)…

その他参考
雲は、自由自在


4月24日の診察室

迅速検査で溶連菌陽性

迅速検査で溶連菌陽性

昨日から、発疹がでてきたR君、今日は顔いっぱいに広がっていた。そして、今日から、ごはんを一人で食べることができたと保母さんが言う。昔から、「突発性発疹」は、「知恵熱」というのもむべなるかな、である。昨日の夜間診療で、熱と足関節部に紅斑的なかゆみを伴う発疹があり、のどが赤い所見があった2才のT君、At glance(ひと目で)「溶連菌感染症」と見当がつき、迅速検査でも陽性。これというのも、近医のファミリー・クリニックの先生が、もっと所見が少ないS君を診た途端、「溶連菌」と確定診断されたことの影響か?その家庭医のドクター、なかなかやるじゃん!
*午後は、自治会長と連れ立って地元の小・中学校の校長先生へ就任の挨拶。小学校長はY興行出身だけあって「じょさいない」感じ。朝の登校時に子どもが話に夢中になって歩道をはみ出る場合、叱ってやってください、と言われるのは、子どもの事がイマイチ分かってないというのは穿ち過ぎかな?
*今日のメディア逍遥

20年ほど前に、デンマークのオーデンセで見つかった、モーツァルトの交響曲、実作だと短調では、もっとも初期の作品だが、どうも偽作らしい。偽作が確定してから、特に第2、第3楽章を平凡な作品としてけなす向きも多いが、全曲とも、なかなかに味のある旋律である。

3月6日の診察室―症例クイズ(答)

*昨日まで空きのあった病児保育「まつぼっくり」、今日は一転して満室。昨日「溶連菌感染症」と診断したT君も熱もさがり、熱も下がり、発疹も幾分退潮しはじめていた。写真は、昨日の咽頭ぬぐい液溶連菌迅速検査の結果。

咽頭ぬぐい液溶連菌迅速検査

咽頭ぬぐい液溶連菌迅速検査

Facebookには、以下の様な回答を載せた。

みなさん、ご回答ありがとうございました。T先生、ご丁寧な鑑別診断、恐縮です。Rubella、IM、MCLSまでは、念頭においたのですが、Gianotti までは思い浮かびませんでした。診療所故、詰め切る検査はしていませんが、咽頭ぬぐい液溶連菌迅速検査で陽性でした(写真)。O先生、さすがですね。とりあえず、ペニシリン系(AMPC→PCG)を処方し、「病児保育」に入室、経過をみます。比較的低年齢だったのと、咽頭所見に乏しく(著明な発赤なし、苺舌もない)発疹の例だったので印象に残りました。


12月3日の診察室

*発熱と発疹の子どもで、「溶連菌感染症」と、Diagnosis at glance(見ただけの診断)との勘が冴えているなと「天狗」になった矢先、右側腹部痛の男性、なぜかすぐには病名が思いつかなかった。症状がきつかったので、病名不明のまま、病院へ紹介したが、後から「尿路結石」と気づく始末、追加に、その旨記載し、また紹介状を送付するといった体たらく(トホホ…)悔やまれる外来だった。
*今日のメディア逍遥

稲の「蘖(ひこばえ)」

稲の「蘖(ひこばえ)」


帰途で見た、刈り取った跡の田んぼに「ひこばえ」が生えていた。稲の「蘖(ひこばえ)」( Wikipedia )は、「穭・稲孫(ひつじ・ひつち・ひづち)」( Wikipedia )というらしい。まだ、月の時間まで間があったが…
うづら伏す刈田のひつぢでてほのかに照らす三日月の影 西行


9月24日の診療など

*熱が、3日間続いていて来診した10才のH君、咽頭所見をみると扁桃に膿栓が付いていた。いつもは、この所見で、抗生物質を出すのだが、念のため、咽頭ぬぐい液の溶連菌迅速検査をしてみると、陽性。(写真は、電子カルテ咽頭所見と検査結果)ほかに溶連菌感染を示す症状はない。ということは、「常在的な」溶連菌検出か、他の細菌との混合感染かは迷ったが、ブロードスペクトラム(効く細菌の範囲が広い)ペニシリンを処方し、数日後に効果を確かめた上で、ナロースペクトラムのバイシリンGに変更することにした。

電子カルテ咽頭所見と検査結果

電子カルテ咽頭所見と検査結果


*今日のLong Tube Media

パン・フルートというギリシア以来のフルートの原型でのイギリス民謡など。尺八にも似たかすれた音で、実にのどか。


6月11日の診療など

*80才の女性、胃透視で、かなり大きな胃の噴門部の陰影欠損、通過障害など症状に乏しいのが不思議かつ幸い。外科のある病院へ紹介した。元気になって帰って来られるのを願っている。
*2日前の溶連菌感染症の男児。発疹はなかったが、咽頭が発赤が目立っていたのと溶連菌の迅速検査(写真)がみごとに一致していたのに我ながら自己満足…。

溶連菌迅速検査

溶連菌迅速検査